拍卖号：r1184253568

开始时间：11/27/2025 07:40:58

个 数：1

结束时间：11/29/2025 20:40:36

商品成色：二手

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 江戸時代中期に製作された蒔絵硯蓋です。硯蓋（すずりぶた）は、懐石道具の一で、茶事において主客が献酬するための肴（八寸）を盛って出すために用いられる、四方に低い立ち上がった縁の付いた角盆をいい、漆塗で、多くは蒔絵や螺鈿が施されており、干菓子器や点心を盛る器などとしても用いられるとのことです。
 保管箱に「木賊刈 中蓋」と書かれています。図案は、木賊刈の夜景の情景を描いています。木賊は、古代から食器や家具などの研磨用にも使われたものです。平安時代の源仲正の「木賊刈るそのはら山のこの間よりみがかれいづる秋の夜の月」という和歌が知られています。「木賊刈る」が「園原」の枕詞（まくらことば）になっていました。木賊は、園原辺りが自生の南限で、同地区から東山道を通って京都に運ばれたらしいです。園原は長野県下伊那郡阿智村智里に所在する地域名で、古代より中世にかけて、和歌に詠まれた歌枕の地です。本品は、まさに源仲正の和歌の情景を描いています。

【サイズ】
縦30cm 横31.7cm 高さ3cm

【その他】
立ち上がりの縁に、4か所、小さなアタリがあり、キズがあります。底の縁の端の5か所、小さなアタリまたは擦れがあり、キズがあります。硯蓋を横から見ると、ゆがんで反りが見えます。

【入札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。

・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。

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