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商品説明:
肉筆拓本 欧陽詢 九成宮醴泉銘 唐時代 中国美術 和本 漢籍 法帖
中国唐時代の碑で、欧陽詢(おうようじゅん)の手になるその書は中国書道史上屈指の名品とされる。631年(貞観5)、唐の太宗は隋(ずい)の仁寿宮(じんじゅきゅう)を修復して、九成宮と名を改めた。そして翌年の夏、暑さを避けてその地を訪れたが、宮殿の傍らに醴泉、つまり甘味のある水の泉がわき出たという。それを記念して碑が建立され、勅命によって碑の銘文は侍中の魏徴(ぎちょう)が撰進(せんしん)し、書は欧陽詢の筆になった。ときに欧陽詢は76歳。碑の頭部の篆額(てんがく)には「九成宮醴泉銘」とあり、楷書(かいしょ)で1行50字、24行に謹厳に揮毫(きごう)する。一点一画、寸分のすきもない緻密(ちみつ)な造形性と格調の高さとは、古くから「楷法の極則」と称して尊重され、楷書の理想形とされてきた。碑は現在の陝西(せんせい/シャンシー)省麟遊(りんゆう)県天台山にある故址(こし)にあるが、拓本を求める人があまりにも多かったことを示すように、いまでは碑面の磨滅が著しい。しかし、宋(そう)代の拓本には良好なものが残っている。
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※商品・軸先の状態につきまして下記【重要なおしらせ】項目をご一読お願いいたします。
紙本(印刷ではなく、拓本です。)
※イタミ、シミ、折れ、穴、剥離有り
(2023年 8月 11日 15時 08分 追加)注意事項
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(ご事情により、どうしてもお取引が続けられない場合は、発生します費用をご負担頂きます。)
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一週間以上経過した場合は破損保険、クレームの対象外となります。
なお、落札者様の自己都合、個人趣向による不合理なご返品は、
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タイトルに皿立付、兜立付、刀掛付とない場合は、写真に写っていても付属しません。
時代・作家名・状態・材質等は主観に基づき確定するものではありません。
また全ての商品鑑定を受けたわけではございません。
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その為、万が一掲載画像と説明文の情報の遺漏、誤記があった場合においても入札後及び商品受取後にその点を事由とした入札の取消、返品はお受けできません。
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商品に運送事故による修復不可能な破損が認められる場合のみ運送会社による保険適用の対応をさせて頂きます。組み込み部分が外れた、貼り付け部分が剥がれた等、ご自身で修復可能な破損はご自身で対応ください。
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