エネルギー伝送を妨げないエアーフローティング構造
ケーブルには本来の電流伝送の他に何らかのエネルギー的伝送があると言われています。
ケーブルを叩くとスピーカーから音が出るのもこのエネルギー伝送が関係していると思われますが、これまでのケーブルメーカーは逆にケーブル自体の振動は徹底的に抑え込むという方向で綿やPPバンドなどを思いきり巻き付けるか、ゴムや樹脂などを充填してしまうなど、ケーブルのエネルギー伝送を殺してしまっていました。
実はこれが抑制されたエネルギー感のない音になってしまう原因でした。
ACOUSTIC REVIVEでは導体の周りに空気層を設ける事により圧倒的な抜け切り、開放感、抜群のエネルギー感のある音質を獲得しました。
音質に害を与えず生命感を宿す天然シルクチューブを開発
その空気層を設けるための緩衝材チューブには音質に害を与えず、逆に生命感を与える天然シルクチューブを日本最大のシルクメーカー(株)長谷川商店と製造工場の(有)エビサワの協力を得て開発しました。導体の近くにある素材が音質に与える影響は非常に大きく、塩ビ(PVC)などは特に最悪です。
副作用がなく、完璧なシールド効果をもたらすフレキシブル・テフロン・コーティング銅管シールド
シールドにはこれまで編組線が一般に使用されてきました。この編組シールドは高い編組率をうたっても実際にはすき間だらけであり、完璧なシールド効果など到底不可能でした。また編組線は、撚り線と同じく複雑な迷走電流をも発生してしまうため、本来の信号電送に付帯音や歪みなどの悪影響を与えてしまいます。これがノンシールドの方がシールドケーブルよりも音が良いなどの迷信を作ってしまったものだと思われます。また一部にアルミ箔をシールドとしたケーブルも存在しましたが、アルミは固有の響きが強いため、それによる付帯音や歪みが発生してしまい、癖の強い音色となってしまうのが欠点でした。
今回、品川商工(株)が新たに開発した箔に比べてもはるかに厚みがあるフレキシブル・テフロン・コーティング銅管をシールド材として採用しました。
これにより、従来の編組や箔とは比べものにならない、固有の癖や付帯音、歪みの発生しない圧倒的なシールド特性に加え、撚り線ケーブルを遥かに上回る驚異的なフレキシブル性を獲得しました。
幅射ノイズカット、電磁波吸収効果、ダブルシールド効果をもたらすCSFチューブ
ケーブル最外周にはSFチューブメーカー品川商工(株)と共同開発した音響的に最適になるよう変更した素材に製造限界までカーボンを配合したCSFチューブ(既に単売中!)を採用しています。これにより銅箔テフロンチューブと合わせたダブルシールド効果の他に、ケーブル自体から発生する幅射ノイズのカットと電磁波吸収効果まで実現しました。
優れたケーブル構造を最大限に生かすためのプラグ類も新開発!
ケーブルは線材や構造がどんなに優れていても肝心のプラグ類がお粗末では決して良い音質は得られません。高純度や凝った構造を売りものにするケーブルメーカーが実にお粗末な材料、構造のプラグ類を使用しているのはご存知でしょうか?ACOUSTIC REVIVEでは完璧を期すためにプラグメーカーと最高のプラグ類を新たに開発しました。
今回、大幅にグレードアップしたXLR-1.0TripleCにはプラグメーカーの協力により新開発された無ハンダ・ネジ留め式オリジナルキャノンコネクターを採用しています。
従来のバランスケーブルに採用されているコネクターはケーブル接合部がハンダ留め式ですが、ハンダは導通特性が著しく劣化し、音質劣化の最大の原因になっています。市場にはオーディオグレードと言われてるハンダが数多く販売されていますが、残念ながら国産のどのようなハンダを使用しても音質劣化は避けられません。
そこでアコースティックリバイブではプラグメーカーの協力の元、バランス型では初めてのケーブル接合部ネジ留め式のキャノンコネクターを新開発しました。
ケーブル接合部は導通性に優れたりん青銅接点部に表面研磨を施し接触面積を上げ表面には銀+ロジウムメッキを施して経年変化を防ぎ耐久性の向上をさせております。更に導通性を高める為に、-196度の超低温処理を施してこれまでにない圧倒的な導通特性を誇ります。また航空グレードアルミ合金削り出しボディによる優れた制振効果により更なるクオリティUPを実現させ、究極の音質を実現しました。XLR-1.0TripleCは今までにない広大で見通しに優れた音場と音像定位、ダンピング特性に優れた低域、付帯音やノイズのない、正にケーブルが無くなったと錯覚するほどの極めて良質でリアルな質感を実現致します。
単線の優位性
ACOUSTIC REVIVEのアナログケーブルは導体に「単線」を世界で初めて使用しました。 これまでのアナログケーブルの導体は細かい線を撚り合わせた「撚り線」が使用されてきましたが、この撚り線は伝送時に細かい線間を飛び交うストランドジャンプ現象と呼ばれる「迷走電流」の発生が避けられず、この迷走電流は歪みやノイズ、付帯音の原因となってしまいます。 それに対して単線は理論的に迷走電流の発生自体が起こらないため、歪みやノイズ、付帯音の発生がありません。