
ご覧いただきありがとうございます。
レトロチョコレートのウェブサイト
『20年前のチョコレートのメニュー』の管理・運営をしています。ひろと申します。
終活の一環として、
長年収集してきたパッケージコレクション約5,000点を、
次世代のコレクターさまのお手元に届けるため、順次出品してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
【商品】
東チョコ製のライスチョコレートのパッケージ1個
パッケージの中身は、チョコレートの形状を再現したダミーです。
実際のチョコレートは入っておりません。
画像の状態のまま丁寧に梱包し、発送いたします。
【販売年】
2006年
【コンディション】
中身を取り出すため、背面をカッターで切ってあります。また、ダミーを挿入後、背面の糊代部分を両面テープで接着しています。
【説明など】
本品は、神奈川県相模原市の株式会社東チョコが製造していたライスチョコレートの実物パッケージです。賞味期限表記は2007年12月6日となっており、当時の製造ラインで生産されたロットであることが確認できます。
本品は、賞味期限表示の一部が読み取りにくい印字不良が見られ(写真3枚目)工場の品質検査で出荷不良品として扱われたものです。東チョコから当時取引のあった大東カカオ側へ返品され、その後、廃棄予定品となったものを大東カカオに勤務していた妻が譲り受け僕にくれたものです。
製造当時の中身は衛生上の理由から取り出しており、現在は形を保つ目的で厚紙製のダミーを入れて保管しています。パッケージそのものは製造時期の正規資材であり、微細な状態差はありますが、2000年代ロットとしては良好な保存状態です。展示用や資料として扱うには十分なコンディションを保っています。
ライスチョコレートはもともと、1947年創業の東京産業株式会社(トーサン)が手がけた商品に端を発します。1959年の発売以来、駄菓子屋で長く親しまれ、1960〜70年代には「とうさん、10円じゃなんにも買えないよ」「ライスチョコレートがある」「トーサン!」のテレビコマーシャルが放送され、当時の子どもたちの記憶に残るブランドとなりました。東京産業は1987年に廃業しましたが、元社員が設立した東チョコが製造を引き継ぎ、平成期を通してライスチョコレートを守り続けました。
本品は、その東チョコ中期にあたる2007年製造ロットの実物パッケージで、工場内部で発生した不良返品品という来歴が明確な資料性の高いアイテムです。トーサン時代から続くライスチョコレートの系譜をたどるうえで、歴史的背景と実物性がそろったものになります。昭和から平成にかけての駄菓子文化やパッケージ史に関心のある方にもおすすめできるコレクションアイテムです。
小さい頃、駄菓子屋さんに10円玉を持って買いに行くと、いろいろなものが選べました。
森永の棒のアイスは10円、バニラや半分チョコレートや半分いちご味なんかあった。その頃カップの赤城しぐれは30円でした。10円玉を入れてパチンコのように弾いて遊ぶゲームも大好きでした。
小さなラムネやあんこ玉、ヨーグルトみたいなやつ、飴をひもで引っ張るやつ、ぜんぶ10円でした。
ライスチョコレートを眺めながら、そんな感じで一晩中でも語り合えそうな気がします。
2006年のライスチョコレートなんて、当時はもう見向きもしなかったな・・・
でも今となっては愛おしくて、
売りたく無いな〜( ; ; )
【送料】
出品者負担(落札者様に追加料金は発生しません)
補足:落札後に送料が予想以上にかかると感じられる方が多いようでしたので、送料はすべて出品者が負担いたします。安心してご入札ください。
【発送方法】
匿名配送(ゆうパケット)
【梱包について】
水濡れ防止・折れ防止を徹底して梱包します。
【取引に関するお願い】
大切に保管して参りましたが、経年による劣化や折れ、擦れ、ムシレなどがあります。
ノークレームノーリターンをご了承の上で入札をお願い致します。
【出品にあたっての思い】
チョコレートパッケージを大切に保存していただける方にお譲りしたいと思います。
【宣伝】
コレクションの一部は、神戸のフェリシモチョコレートパッケージミュージアムに寄託保存しています。ここは数年前にできた博物館で、日本で唯一のチョコレートパッケージ専門の博物館です。こちらの方にお越しの際は、是非ともご来場いただきたくお願いいたします。