手織りのインド絨毯【約183cm x 約122cm】の説明

■時間の積み重ねで作られる布の宝石■

南アジアでは昔ながらの手織りの手法で絨毯が織られています。絨毯に目を凝らしてよく見ると、絨毯って、一本一本の毛が縦に織り込まれていますよね？

その一本一本の糸を手で丹念に織り込んで作られるのが手織りの絨毯です。 現代文明に逆行するかのようなその真摯な姿勢が世界的な評価を高め、人気を不動のものにしています。

2.5cmの長さあたりにウールだと8ノットから15ノット。シルクだと15ノットから30ノット。1ノットが一回編むことを意味しますので、2.5cm作るだけで8回から30回織ることになります。15ノットのものを織るとして、2.5cm四方だと15x15=225ノット。たったの2.5平方センチ織るのに225回も織らなければいけない、大変気の遠くなる、布の宝石とも言えるのが手織り絨毯なのです。

なお、この絨毯は熟練の職人が2ヶ月半かけて作成した逸品です

■世界的にも有名なインドの手織り絨毯■

この様な時間のかかる絨毯は伝統的に遊牧民の人たちが遊牧の間に作成し、自分たちで使ったり、街に売りに行って現金を稼いだりすることのできる一大財産でした。その後、時代がすすむにつれ、多くの人達が定住し、自分たちの村で手織りの絨毯を作っています。

この絨毯はインド、ウッタール・プラデーシュ州のバラナシからほど近い村で作られた作品です。この工房の作品はインド国内はもちろん、米国やヨーロッパ諸国に輸出され、非常に好評を博しています。

詳しくは、実際に現地の工房に行って かける時間は3ヶ月！　インドの手織り絨毯工房に行ってきました！というレポートを書かせていただきましたので、是非ご一読ください

■様々な家具や、お部屋へオススメ■

手織りのウール絨毯は、色合いもやさしく、質感もとっても良いので、様々な家具やお家に似合います。エスニックなお家はもちろん、北欧系や和風の畳なお部屋へもワンポイントとして違和感なく溶け込んでくれると思います。

また、生地は触り心地がとっても滑らかで、ふわふわとしております。厚みも通常の絨毯と比べるとかなりあり、保温性や防音効果にも期待ができそうです。

■絨毯の工房で撮影した動画です

実際にティラキタスタッフが絨毯の工房にお邪魔し、実際の作業現場を見てきました！！