1910年頃 製造品 Favre-Brandt(ファブル・ブラント) 懐中時計
琺瑯文字盤 精度良好 このFavre-Brandt(ファブル・ブラント)の懐中時計は、1910年頃に製造されたアンティークで、
琺瑯製の文字盤を持つ一品です。
針にはブルースティールが使用され、ケース、機械、文字盤のすべてにブランド名が刻印されたオリジナルの状態を保っています。
ガラス部分も当時のままのガラス製で、懐中紐も付属しており、目立つ傷もなく、状態は非常に良好で、精度も問題ありません。
Favre-Brandtは、1864年にスイス人の親日家ジェームス・ファブル・ブラントが横浜に設立した商会で、
日本の近代化に貢献した歴史ある企業です。
彼は日本人の妻と結婚し、明治の名将・西郷隆盛とも家族ぐるみで親交がありました。
さらに、当時の日本の時計産業の発展にも尽力し、日本人時計師をスイスに留学させたり、
「時計心得帳」を出版するなど、日本の時計技術を育成するために多くの支援を行っています。
このFavre-Brandtの懐中時計は、時計愛好家や歴史に価値を見出す方々にふさわしい逸品です。
時代を超えた優雅さと日本の時計史の一端をぜひご堪能ください。
動作確認済、精度はタイムグラファーのとおりです。
24時間あたり1分ていど遅れると読めます。
その他、時刻設定、針回し、など現時点で特に問題ございませんが
整備の記録など何もないので、実用にはオーバーホールが必要とお考えください。
ガラスは無傷です。
時計の大きさは、横径 約43mm(リューズを含まず)、
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