特徴・セールスポイント
今回ご紹介するのはグランドセイコーの自動巻き時計「56グランドセイコー 5646-5010」です。1970年に誕生したハイビート8振動ムーブを搭載したヴィンテージコレクション。クオーツ時代が到来した事から、あえてコストを抑え、デザインバリエーションを豊富に揃えるなど、多様化するニーズに合わせて販売された当時の最新鋭技術が結集された国産の名品です。
本品は1972年製のバレル型ケースを採用したSSモデルです。文字盤は放射仕上げのブラックグレーカラー。アップライトインデックスとバーハンドの組み合わせ。3時位置に実用的な2ヶ国表記のデイデイト。立体のSEIKO・GSマークが際立つ洗練された風貌デザインです。SSケースはバレル型スクエアフォルム。裏蓋はムーブメントを保護するはめ込み式が採用されています。バンドはSEIKO製のセミエクステンションのステンレスブレスレット(XLB141)を装着しています。70年代スタイルのレトロデザインが魅力的なオールドGSです。
【GRAND SEIKO】
2020年に誕生60周年を迎える「グランドセイコー」。1960年から世界最高級の腕時計を作り出すという決意から誕生し、伝統あるセイコーのスタイルを継承しながらも、腕時計の本質を追求し、進化を続ける世界最高峰のブランドです。
コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
【ダイヤル(文字盤)】
特に目に付く大きなダメージはありません。文字・メモリのかすれ消えもありません。針・インデックスは経年変化しています。
【ケース・裏蓋】
スレ、コキズ、アタリが認められます。裏蓋は開けキズが見られます。刻印は鮮明です。大きな凹みなどもありません。
【風防】
軽いスレ、コキズが認められます。日常装着時の視認性は充分に確保されています。
【ブレス】
SEIKOマークが確認出来ます。スレ、コキズが認められますがすぐに装着可能です。
【操作方法】
ケース右サイドにあるツマミがリューズです。そのままのポジションで手巻きができます。
自動巻きの時計ですが針が止まっている場合などは時計本体を掌中で軽く振り(ローターの音がします)、手動でリューズを巻き上げて針が動いていることを確認してご使用ください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げます。できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。
リューズを1段引いて回すとデイト・曜日がチェンジ、2段引いて回すと針が動いて時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能付きです。
【付属品】
本体のみです。
日差・サイズ
日差は24時間の実測で30秒以内に収まっています。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅18mmです。ケース径は約35mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約40mm、厚さ約10mm(風防含む)、腕回り最大19cm前後です。
149000