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■ 原料米：岡山県産雄町米 契約農家による無農薬特別栽培米 栽培田は、かつては雄町米発祥の地「赤磐郡」 と呼ばれていた場所で、昼夜の寒暖差が大きく、雄町米生育に適したところ。現在は、合併により「岡山市」となっています。
■ 精米歩合：麹、掛ともに48％
■日本酒度：+3
■ 酸度：1.6
■アミノ酸度：1.0
■アルコール度数：16度
■ 酵母：明利M310
■ 仕込水：蔵の裏山より湧き出る地下水。蔵の近くの水脈は二種類あり、もと仕込みには、やや硬水（硬度4.5）を、割水用には軟水（硬度2.6）をというように使い分けています。 ◆江戸中期1716年、庵谷（いほりや）家の3代目庵谷伊七が岡山県倉敷市にて創業。蔵の北側には紀州熊野大社の分社である熊野神社があり、当家はもともと熊野分社の神殿建設のため紀州熊野より倉敷に移住したことから、熊野神社の一字を頂てい 「熊屋酒造」としました。熊野神社のある蟻峰山より水脈の異なる硬水と軟水の霊水が蔵敷地内の井戸水として湧き出た 水を酒造りに使用しています。 また、地元のお米を使用し、米農家・蔵人一体となって酒造りを続けています。現当主、庵谷晴男氏は14代目。東京農業大学卒業後、家業の熊屋酒造に入社。2003年に代表取締役に就任。40代の新進気鋭の杜氏と共 に、熊屋酒造の酒の向上に取 り組んでいます。「飲み手にずっと飲みたいと思われる酒をつくりたい」と、はにかみながら語られる当主の微笑には熊屋酒造の 素朴で愛らしい酒の味わいが反映されているようです。