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ソニー SONY MF/SW/MW 3バンドラジオ ICF-P2 電源表示付 ACDC電源付 難あり 動作確認品 14-3-3です
【ICF-P2の概要、特徴について】
1975年昭和50年発売の古い製品です。当時の販売価格16100円とのことです。
オイルショック後、消費者のニーズ答え省エネスイッチを装備したPOWER SAVE機能付きです。
洗練されたデザインでグッドデザイン受賞製品でした。
コンパクトなラジオなのに高能率スピーカーの採用で適度なボリュウムで聞くと豊かな音量感を体験できます。
寸法は横幅約20cm高さ約16.5cm奥行約4.4cm、重量約1.7kgです。
【修理及び整備の内容】
①バンド切替スイッチ、ボリュウム類は接点復活処理いたしました。基盤面はエアーブロアー、アルコールにてクリーニングしました。
②リヤーパネルは水洗いし、ツマミ類は中性洗剤にて綺麗にしました。
③ホップアンテナの動きが硬めでしたので、注油しスムーズな動作を確認しました。アンテナは7素子65cmで曲がりはありません。
④スピーカー内部の綿ごみなどは撤去しました
⑤乾電池部のマイナス端子2個の錆を磨き上げ整備しました。(写真7)
【難あり、改造の内容】
①上部周波数表示指針についた同調表示led不良(難あり)のため、正面右下部に緑色ledを取り付けました。(写真4、10)
②電源表示灯としてスピーカー上部へ黄色LEDを取付しました。(写真6)
(正面上部には取付スペースがなくこの場所になりました。)
【各動作確認他の内容】
①目視ですけど電解コンデンサー類の不良はありませんでした。
②TONEのLOW/HIGHの切り替えも良好でした。
③POWER SAVEのON/OFF切り替えも良好であることを確認できました。
④上面左隅のTIMER SETで1時間タイマーが良好であることを確認しました。
⑤バンド切替、主ボリュウム及びTONE用のスイッチともガリ音は有りません。
⑥TUNE表示のledの表示はFM、MW, SWとも良好でした。
⑦左側面下部の3.5mmイヤホンの出力確認OKでした。(イヤホンは付きません)
⑧付属のAC/DC電源はAC-2DM型3V350mA出力です。(本機の標準品ではありませんが)長時間の動作確認で問題はありません。
⑩単1電池2個でのテストOKでした。電池は付きません。
【受信動作確認の内容】
手持ちの信号発生器、周波数カウンターにて調整及び動作の確認をしました。
①FMバンドの受信
FM受信帯域のダイヤル表示値は76Mhzから90Mhzです。
76Mhzは表示通り、78~84Mhzは0.5Mhz低く、86~90Mhzは1Mhz低く受信しました。
最大受信周波数は91.0Mhzでした。
(写真4で81.2Mhz受信中です)
②MWバンド 530Khz~1605Khzの受信
530khzは表示通り、600~1000Khzは15khz低く、1200~1600khzは30Khz低く受信しました。
③SWバンド 6Mhz~10Mhzの受信
全域で0.1Mhz低く受信しました。
【外観の状態その他について】
念入りに清掃しましたが経年なりの落としきれない汚れ、傷、文字のカスレなどが有ります。
手提げ用ハンドルは入手時からなく両側面にメクラカバーをしました。
【当地区のFMの受信状態、動作確認について】
当地区FM送信局から遠いため、自宅ではケーブルテレビからのFM信号を室内に設置したアンテナから飛ばしてテストをしています。
現在5波(FM放送局は79.5と84.5の2波、MWのFM補完局は80.8、82.0、85.0の3波)を受信して長時間の動作確認をいたしました。
【参考情報】
総務省などからの情報によりますとAM番組ををFMで同時放送するFM補完放送を手掛けるラジオ局は、NHKを除き全国47社のうち
現在44に上っていて、すでにAM波停止されている局もある様です。いずれにしても2028年頃にはNHK以外のAM波はなくなるかも
しれません。
【本ラジオにて音楽放送など、をお楽しみ下さい。】
初期不良対応いたしますので、到着後1週間以内に取引メッセージにてご通知願います。
恐れ入りますが、不良対応には誠意をもって対応致しますので、受け取り連絡はできるだけ早くお願い致します。
宅急便80サイズにて送付致します。
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