NHK　ふるさとのうた　民謡全国おくに自慢　MR-8919/8920


大阪厚生年金会館大ホールにて収録された、1970年代民謡ブームの記録的名盤。
全国各地の名人たちが集い、津軽から九州までの代表的民謡を披露した実況盤。
迫力ある生録音と会場の熱気がリアルに伝わる、コレクター必携の逸品です！

本作『民謡・邦楽花くらべ』は、1974年に大阪厚生年金会館大ホールにて行われた全国民謡・邦楽大会の実況録音を収めた2枚組LPである。
1970年代前半の民謡ブーム期における、全国各地の代表的唄い手・演奏家を集めたドキュメンタリー的音盤として位置づけられる。

当時、キングレコードが展開していた「民謡名人会」シリーズの流れを汲み、全国的な大会をそのまま収録した貴重な記録盤である。
演奏はほぼ現地系民謡研究団体所属の名手たちによるもので、地域性と即興性を併せ持つ「生の民謡芸能」を高品質な録音で残している。
本作『ふるさともうた 民謡全国おくに自慢』は、NHKが全国各地で収録した地方民謡番組「ふるさと自慢うた自慢」シリーズを母体とした実況録音編集盤。
NHKが主催した公開録音や全国民謡大会から選抜された名演を中心に構成されたもので、日本全国の民謡名手による「ふるさとの唄」ドキュメント集といえる。

キングレコードがNHK音源を正式ライセンス化した珍しい例であり、
**放送録音 × レコード制作の協働期（1970年代初頭）**を代表する記録的作品。

コレクターズ・ノート

状態良好盤は市場稀少（特にブックレット付属完品は入手困難）

研究者・図書館・音楽史資料館などでの所蔵例あり

実況録音盤としての音質・内容の充実度はキング民謡盤中でも随一

解説

1970年代のNHKは、地方色豊かな「ふるさとシリーズ」番組を通じて全国民謡の再評価を進めていた。
本作はその活動を音盤としてまとめたものであり、
「放送文化財」としての価値と、「民謡音楽資料」としての学術的意義を併せ持つ。

各曲には土地訛り・唄口・三味線節回し・囃子言葉など、当時の地方方言文化が鮮明に残る。
特に録音はNHK技術陣による高品位ステレオで、地方公会堂・文化会館での公開録音ならではの臨場感が味わえる

総評

《民謡全国おくに自慢》は、1970年代の民謡復興期を象徴するNHK × キングの金字塔的作品。
単なる民謡アルバムではなく、**「日本の地域音楽アーカイブの原点」**といえる記録的音盤である。
研究・保存両面で価値が高く、学術的にも収集対象となる一枚。


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状態：良い(VG)
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ジャケットは経年劣化アリ

●レコード盤のみの出品となります。
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懐かしき昭和の生活を支えてきたアナログな商品達です！
ほとんどすべて使用済品ですので、多少のキズ等はございますことをご了承の上、よろしくお願いいたします。
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