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| ★商品説明★ | エラリー・クイーン著 「ローマ帽子の謎」 創元推理文庫 1929 The Roman Hat Mystery 井上勇 訳 1993年 4月 文庫59版 定価 583円+税 438頁 |
| ★著者略歴★ | マンフレッド・リー(1905-1971)とフレドリック・ダネイ(1905-1982)のいとこ同士の共同ペンネーム。1929年「ローマ帽子の謎で」名探偵エラリー・クイーンを創造しデビュー。1932年からは、バーナビー・ロス名義でドルリー・レーンシリーズも発表。国名シリーズは、その斬新さで後の推理小説(特に日本)に、多くの影響を残す。同じ国名シリーズを名乗るものや、著者と探偵の同名を用いるもの、決め言葉、などなど。本格推理を読む上では欠かされない人物。 |
| ★作品内容★ | 著者の処女作であると同時に、本格推理の幕開けとなる作品。個人的にも、この本を読んで、ホームズやルパンと違う、推理小説の楽しさに出会う。 ホームズ・ルパン・江戸川乱歩は小学生の頃出会ったが、中学生になりこの本を読んで、冒険小説とは異なる本格推理に衝撃を覚えた。純真な中学生は”読者への挑戦”のページに出会い、数日(ほんの一晩だったかもしれないが)真剣に推理した。今ではそんな言葉が挟まれていても躊躇なく次のページに進む。ともかく久しぶりに読み返してみて、おぼろげに犯人は覚えていたがそれでも面白く読み返せた。 1920年代のブロードウェイの劇場で、劇の上演中に一人の男が殺される。悪徳弁護士として名が知れ渡っていた男で、強請りの疑いも起こる。劇場は閉鎖され、クイーン警視と、息子のエラリー・クイーン(推理作家)が登場、証拠探しと尋問が始まる。疑わしい人物も表れ、被害者の服装に足りないシルクハットの行方が捜される。犯人に結びつく決定的な証拠がない中、なくなった帽子こそが犯人を捜す手がかり。改めて読み直してみて感じた事が二つ。ひとつは、父親のクイーン軽視って結構優秀な刑事だったんだということ(よくある添え役のワトスン役とは違う)。ふたつめは、証拠探しと尋問だけが多い、前半の展開なのに結構読者をひきつける筆力。なかなかこうは行かない。次から次へと事件を起こさせて読者をひきつけるだけの昨今の作品と比べ、たった一つの殺人でここまで引っ張れるのはさすが。 |
| 状 態 |
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| ★発送方法★ | クリックポスト(164円)を、予定していますが、複数落札していただければ、まとめて発送します。 多数まとめて送る場合はネット検索の上、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。 |
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| ★出品者から★ | 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。 また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。 |
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| 宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
| クリックポスト | 厚さ3センチ。郵便受け投函。 | A4サイズまで、一律164円。同サイズ文庫のの配送に割安。 | 同サイズなら4冊まで同梱可。割安。補償無し。 |
| ゆうメール(冊子小包) | 重さによって料金が変更 | 1㎏まで350円、2kgまで460円、3kgまで610円。 | 縦横高さ合計70cm、3㎏まで。補償無し。 |
| ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体690円~と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
| 出价者 | 信用 | 价格 | 时间 |
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