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Tegeler Audio VTC Vari-Tube Compressorは、ミックスの低音と低中音域をクリアにしサウンドに黄金の仕上げを加えてミックスを「接着」するコンプレッサーです。
VTCは驚くほど使いやすく簡単です。入力レベルを上げて十分にコンプレッションされるようにしたらアタックとリリースを適切な値に設定して出力レベルを調整するだけです。
VTC Vari-Tube Compressorは強いコンプレッションでも生き生きとしたマイクロダイナミクスが失われることはありません。黄金のチューブサウンドと非常に美しくソフトなコンプレッションによりミックスを全体に均質に融合させることがで、ミックスバスやサブグループだけでなく単体のインストルメントトラックなどにも適しています。
設定を正確にリコールできるように全てのコントローラーには42段階のステップ式です。リンクスイッチによって各チャンネルを分離し個別に処理をコントロールすることが可能です。
Why the sounds gell together so well
VTCはFairchild 670コンプレッサーで使われたようにVari-Muの原理に従って構築されています。緩やかに圧縮が開始する音楽的なサウンドが特徴で、ミックスの仕上げに独特なタッチを加えます。
Tegeler AudioはVTCのフィッティングとヒアリングテストに何時間も費やしました。サイドチェイン用のハイパスフィルターはコンプレッションに対する低周波の影響を低減します。ハイパスフィルターと適切なアタックとリリースの設定によって、最大6dBのコンプレッションであってもポンピングすることなくミックスを適切に「接着」することができます。
Why it gilds the sound
信号はチャンネルごとに合計3つのトランスと4つの三極管を通過します。なぜこれが重要なのかと言うと、真空管(特に三極管)は個々の音の知覚を改善しながら人間の耳が心地よいと感じる倍音を追加するからです。真空管を通じて存在感を与えらたサウンドは、トランスの非線形性によってより音の密度が高まり、低音がより綺麗に明確になり、高音は心地よく丸みを帯びます。
Color/Comp switch
このスイッチを適用するとコンプレッションが無効になり、VTCのチューブとトランスのみを使用してサウンドをカラーリングすることができます。入力レベルをコントロールして希望するグレードで真空管をドライブさせます。
・Frequency Response: 20Hz - 24kHz
・Maximum Input Level: +20 dBu
・Input Impedance: 2.4kΩ
・Output Impedance: < 600 Ω
・Maximum Output Level: +24 dBu
・Dynamic Range: 95 dB
・Voltage: 230 V~/50Hz or 115V~/60Hz
・Fuse: 500mA slow-blow
・Maximum Power Consumption: < 25 W
・Dimensions: 3 U, H:132 mm, W:483 mm, D:250 mm