プロデューサーのレヴ・セイラン、ヴォーカリストのウィル・ローランド、ドラマーのスコット・マクドナルドからなる、ロンドンで一際異才を放つ革命児トリオ、エッブ(Ebbb)。彼らが、ヤング・ファーザーズやブラック・カントリー・ニュー・ロードといった先駆的なアーティストを輩出している名門レーベル〈Ninja Tune〉との契約を果たし、デビューEP『All At Once』を数量限定12インチでリリースする。
このトリオは、1曲も発表することなく、スクイッドやブラック・ミディを生み出したロンドンのアンダーグラウンド・ライブ・サーキットでの衝撃的なパフォーマンスによって、瞬く間に2023年の口コミで知られるライブ・センセーションとなり、So Young Magazineは「ほとんど宗教的な体験」とこれを評した。結成してまだ1年足らずにもかかわらず、バンドは真に特異なものに既に到達している。脈打つリズム、没入感のあるエレクトロニック・プロダクション、きらめくメロディー、重層的なヴォーカル・ハーモニー、そしてアンビエントからインダストリアルへと変化するビートを融合させ、その結果、特異なハイブリッド・サウンドが生まれた。このグループは、「ブライアン・ウィルソンとデス・グリップスの出会い」と表現している。そんな彼らは、スイスでのザ・スマイルのサポート・アクトをはじめ、The Great Escapeなどのフェスティバルへの出演も決定している。