
この度はご閲覧いただきまして、ありがとうございます。送料込みの設定とさせていただきます。
状態…経年劣化により紙質が茶褐色に変色、古書特有の匂いがあります。
紹介…今にして思えば1970年~80年代がテレビ文化の華でありました。
本誌はその絶頂期に、植草甚一・責任編集のもと特集が組まれた、当時のサブカル・メディアミックス記事が満載です。
ただ現在、70年代テレビを振り返る…と言ったら絶対出てくるであろう家族みんなで楽しめた歌謡番組や、樹木希林や西城秀樹が活躍した下町のドラマや、お色気・差別用語がバンバン出てきた時代劇や、夕方から8時まで完全ターゲットだった子供番組や、超能力者がスプーンを曲げお茶の間に念力を送ったり…の記述はあまりありません。
アメリカ製作の買い付け番組の特集…当時としてもちょっと斜に構えた内容です。
現代視点から見ると「そんな番組があったのか」と後には残らなかった一過性作品が多いのですが、これはこれで貴重な資料であると言えます。
注目は1976年前半に放送されていたアメリカ製テレビの一覧表が掲載されていること(添付写真4枚目)。
地方U局まで網羅されています。現在、新聞縮刷版を調べるにも、これだけ広範囲には把握できないでしょう。
地方の放送を見るために旅に出よう…だなんて、まさにディスカバリージャパンですな(?)。
当時のテレビカメラ、ビデオテープ・デッキの紹介記事もあり、その性能や値段など、えっと驚く新鮮な情報にあふれています。
特集以外では嵐山光三郎、渦巻竜二郎、安西水丸らによる「チューサン階級のトモ」。
中卒労働者の友、という意味らしいんですが、その上から目線の独善と偏見はけっこう痛快です。
唐十郎や安藤昇(懐かしい!)を偉人とたてまつる高尚なる俗談平話が読み応えたっぷりです。
圧巻は「老人はサッサと死ね!」コールの連呼。現在ではそんなことを言おうものならエライことになります。
当時の読書層も40年以上経って、還暦を過ぎ、もう立派な高齢者。「宝島」の読者だった高齢者には「近頃の若者は老人に冷たい」と言う資格はありません。
お取り引きでのお願い
・お取り引きはの規定に準拠しておこないます。
・終了日の異なる商品とのまとめ取引など、規定に明記されていないご要望には応じかねます。
・当方は!かんたん決済にのみ対応しています。それ以外の方法によるお会計はできません。
・出品に当たって即決システムには対応しておりません。
・発送は記載の方法でおこないます。そのほかの方法をご希望の場合、差額のご負担をお願いいたします。ご希望方法の料金の方が安値となることもございますが、返金・値引請求はご容赦ください。
・ご落札者様側の事情で再送となりました場合(住所不備や長期のご不在など)、送料のご負担をお願いしております。
・万一の郵便事故・不着につきましては、責任を負いかねます。高額商品には簡易書留を利用いたします。
上記、まことに勝手ながら、御賢察ご検討よろしくお願い申し上げます。