◎(超稀少,逸品)仏アンティーク, 教会ゴシック,チャーチチェアー 蝋燭、幾何学、薔薇窓文様1880年代、聖母マリア、天使、キリスト
市場に出ることが殆ど無い、大変稀少な大サイズ、1880年代、フランスアンティーク、教会ゴシック、チャーチチェアーです。重厚なオーク無垢材に職人の手作りによる彫刻や特殊な革の型押し技術等現在では再現の出来ない貴重なアンティークチェアーです。
ゴシックチェアーはアンティークチェアーの中でも大変貴重なアンティークアイテムとなっています。
このゴシックチャーチチェアは大変立派なゴシックデザインによるディティールを有し背丈も121cmと高く大変存在感があります。1880年代にフランスで製作され素材は重厚なオークの無垢材と最高級の革素材を使用し職人によって丹念に製作されたゴシックチェアです。
◎背丈のある高い背板の真ん中と両サイドトップの計3箇所にはゴシックデザインでお馴染みのゴシック建築のカテドラルの尖塔型の装飾をモチーフにした精細な彫刻がされています。
◎そしてその下の上部にはゴシックの幾何学的デザインの見事な透し彫り彫刻がされています。また背もたれ両サイドには盾に長くゴシック独特の蝋燭の形をモチーフに彫刻がされています。
◎背もたれの革には素晴らしい盾形の蝋燭モチーフや植物文様や格子柄や四つ葉紋様が繊細に形どられています。また背もたれ下部にはゴシックデザインで使われている植物と幾何学的模様が透し彫りで彫刻されています。四つ葉文様は、四つ葉のクローバーを装飾化したもので、キリスト教のシンボルとして「福音(グッド・ニュース)」や「幸運」を表します。三つ葉がキリストの三位一体(父、子、聖霊)を象徴するのに対し、四つ葉は新約聖書に含まれる四つの「福音書」を象徴していると考えられています。
キリスト教のシンボル: 新約聖書には4つの福音書が含まれており、四つ葉飾りもそれを象徴するシンボルとされています。
◎座面の革にはフランスゴシックの典型的な象徴であるゴシック様式の教会建築に見られる、パリのノートルダム大聖堂のバラ窓のデザインが形取られまた縁には三つ葉(三位一体、父と子と聖霊)と四つ葉(福音や幸運)が形取られています。これはバラの花のような形に作られた円形のデザインでこのデザインは「円花窓」や「車輪窓」と呼ばれキリスト教の太陽や聖母マリアを象徴する意味合いが込められている大変素晴らしいものです。
◎チェアーの脚はカテドラルの塔を思わせる捻りのデザインが用いられています。
◎皮を打つ鋲にもゴシックのデザインが施されています。びっしりと革全体に細かく打たれています。全て鋲もオリジナルで揃っています。
このゴシックチェアーは大変高度な技術により製作されており大変稀少価値の高いアンティークチェアーです。
チェアーは大変状態も良く、大切に使用されて来たことが伺い知れます。
状態はきしみやぐらつきはありません。また背もたれや座面の革の状態も破れのない大変状態のの良いものです。また彫刻も割れや欠けはありません。
◎サイズ、縦121cm最大横49cm奥行45cm座面までの高さ49cm
◎チェアーの動画です。
◎発送は家財宅急便Cランクです。
家財便は連絡先が必須ですので落札者の方は必ず電話番号をお知らせください。