
美品です。
読み終わりましたのでお譲りします。
ファルシッド・ジャラルヴァンド 著/久山葉子 訳「サルと哲学者 哲学について進化学はどう答えるか」新潮社
218ページ・定価2200円(税別)2023年12月15日 初版第1刷
【目次】
第一章 人生の意味とは?
ボタン学/人間のスーパーパワー/厄介なソクラテス/アリストテレスの〝エウダイモニア〟/
キュニコス派とストア派の〝アタラクシア〟/エピクロス派とキュレネ派の〝快楽〟/天国/
スピノザの〝神あるいは自然〟/ショーペンハウアーの〝消失〟/ニーチェの苦しみと勧め/
記憶喪失の患者/進化の袋小路と人生の意味/電気ショック/退屈の意味/哲学者たちの退屈/
カミュの不条理な英雄/人生の意味
第二章 人間の道徳はどこから生まれるのか
ラスコーリニコフの罪/天における道徳/徳倫理学/カントの合理性/帰結主義/贈り物そして知識としての道徳/
アリストテレスの盗人/ヒュームの道徳感情/道徳的な子供たち/あわれみと正義/〝自分たち対あいつら〟/
道徳哲学の新たな光/いちばん優しい人がいちばん多く子供をもった
第三章 自己とは何か
哀れなグレーゴル・ザムザ/デカルトが受けた啓示/魂と意識/ロックの記憶/ヘーゲルの観察者/生物有機体
/微生物界のロミオとジュリエット/コロニー/人間という有機体の定義/不死の細胞/パーフィットの転送装置
/自己など存在しない
第四章 人間は形成可能なのか
フランケンシュタイン博士の思い上がり/プラトンの守護者/スパルタのアゴーゲー/ゴルトンの統計/
優生学から生まれた犯罪/インテリジェント・デザイン/遺伝子のハサミ/子孫の生物学/進化を超える力/
世界初の遺伝子組み換え人間/ホモ・スフィンクス
第五章 何が社会の興亡につながるのか
アースシード/マキャヴェッリのソーセージ工場/ホッブズの海の怪物/ルソーの高貴な野蛮人/
モンテスキューの法/ローマ帝国の崩壊/古代後期小氷期/ペスト菌と黒死病 /なぜスーパーマンは白人なのか/
植物・動物・微生物/満足した老ボクサー/中世の小氷期/搾取と社会崩壊/何もかも変化する/新しい哲学者たち
【書籍案内】
「自己とは何か。人生に意味はあるか。気鋭の微生物学者が挑む。
『変身』のグレーゴル・ザムザは虫になっても本人のままなのか。
『罪と罰』のラスコーリニコフはなぜ老婆を殺して罪悪感を覚えたのか。
自己同一性や道徳の起源など人類永遠のテーマについて著名な哲学者や
思想家が答えを出してきた。
それは現代自然科学からみたときどれくらい正しいのか。
スウェーデンの新鋭が読み解く。 」
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サルと哲学者 哲学について進化学はどう答えるか ファルシッド・ジャラルヴァンド/著 久山葉子/訳
発売日:2023/12/14