Saint Louisは1586年創業のヨーロッパ最古のガラス工房を起源とするフランスのクリスタルブランドです。1781年にヨーロッパ大陸で初めて鉛クリスタルの製造に成功し、王室御用達の工房となりました。その魅力は、熟練の職人による卓越した手仕事にあります。吹付け、カット、彫刻、金彩など、何世代にもわたって受け継がれてきた伝統技術によって、水晶のように透明で温かみのある、光を美しく反射する唯一無二の作品が生み出されています。現在はエルメスグループの一員として、伝統を守りながらも革新的なクリエーションを続けています。
商品詳細
Saint Louisのグラスとなります。
繊細にして優美なカットは光を受けて宝石のごとく煌めき、手に取る方を魅了する作品となります。本作は底部に刻印を持たぬ大変古い時代の作品であり、まさにサンルイ黎明期の技と美を伝える貴重な作例といえましょう。器面には豊穣を象徴する葡萄文が惜しみなく施された金盛装飾により芸術的に彩られています。さらにガラス表面には梨肌を思わせる緻密な加飾がなされ、その丹念な仕上げからも往時の職人たちの研ぎ澄まされた技巧が偲ばれます。オールドサンルイならではの気品と華やぎを備えた逸品、コレクションとしても飾りとしても格別の存在感を放つ作品となるかと思います。
非常にきれいな一品となっていますので観賞やコレクション用に是非いかがでしょうか?