◇トレモ◇スウェーデン王室御用達【Orrefors オレフォス】1960年代 『Olle Alberius』作 エレファントNo4280-11 ソリッド・クリスタル技法 鑑賞彫刻/b>

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オッレ・アルべリウスのクリスタルオブジェを出品致します。

Olle Alberius（オレ・アルベリウス）
Elephant Sculpture
Orrefors / Sweden
Design No. 4280-11　19601970年代サイン入りソリッド・クリスタル

スウェーデン王室御用達の名窯 Orrefors（オレフォス） が誇る彫刻的ガラス表現の到達点とも言える、Olle Alberius（19262016）による象モチーフのクリスタル彫刻作品です。
本作は、北欧ガラスを「工芸」から「純粋彫刻」へと昇華させたアルベリウスの思想を、
極めて明確に体現した一作です。

造形の特徴
象というモチーフを写実的に描写するのではなく、
量塊（マス）・重心・面構成によってその存在感のみを抽出する手法が用いられています。
角を排した頭部の面構成
重心を低く保つ安定した脚部
内部に流れるように残されたガラスの歪み

これらはすべて、光を内部に封じ込めるための彫刻的設計であり、
鑑賞者は作品の外形ではなく、内部に宿る光の動きを体験することになります。

制作技法と品質
本作は高純度の無色ソリッド・クリスタルを用い、
成形後に入念な研磨を施した、オレフォスの上位彫刻作品です。
気泡や濁りのない透明度
プリズム効果による虹彩反射
底面まで完全に磨き込まれた展示仕様
量産的なデザインガラスとは一線を画し、
明確に「鑑賞彫刻」として制作された作品であることが分かります。

作者について｜Olle Alberius
オレ・アルベリウスは、1960〜80年代にかけて
オレフォスのスタジオラインを牽引した、北欧ガラス彫刻の中核作家です。

彼はガラスを器や装飾品としてではなく、
石やブロンズと同列の彫刻素材として扱い、
「光を内包する彫刻」という独自の表現領域を確立しました。

本作底面には
“Orrefors” の工房名、本人による筆記体サイン、デザイン番号（4280-11）
がすべて手彫りで刻まれており、
作者作品としての信頼性・完成度ともに申し分ありません。

貴重なこの機会をお見逃しございませんよう100年以上経過しても尚高い評価を受ける素晴らしい逸品を、是非お手元でご堪能下さい。

サイズ
高さ約17㎝×横約9.5㎝×奥行き約11㎝

状態
素晴らしく良い状態です。
経年による極僅かなヨゴレやスレが有るかもしれませんが、、
特筆すべき目立った大きな傷みは見受けられず総じて良好な状態です。


お写真も併せてご確認ください。