古代オリエントの造形美をそのまま手にできる、

圧倒的な存在感を放つルリスタン青銅器の平皿をご紹介いたします。

紀元前10世紀頃、現在のイラン西部の山岳地帯ルリスタンで花開いた

鉄器時代の優れた金属文化。

その中でもロータス（蓮）を思わせる文様を備えた作品は特に評価が高く、

儀礼・供献・祭祀など“特別な場”で使用されたと考えられています。

本品は、

平皿としては非常に美しい対称性と、

深みのある緑青（パティナ）が均整よく残る逸品です。

同手の作品は岡山県立オリエント美術館にも所蔵されており、

当時の高度な鋳造技術と造形感覚を今に伝えています。

● 約3,000年前の青銅（Bronze Age Iron Period）の造形が現存している奇跡

● ルリスタン特有の“金属で描く抽象美”が極めて鮮明

● 緑青の出方が自然で、鑑賞価値が非常に高い

● 平皿としては均整が良く、飾った際の存在感は抜群

● 厚み・重量感があり、手に取った瞬間に“古代金属の質感”が伝わる

写真では伝えきれない、静かな迫力があります。

表面に経年による変化が見られますが、

古代青銅器としては非常に落ち着いた良い風合いです。

縁のラインも大きく崩れておらず、

美術品として十分な保存状態を保っています。

※詳細は画像を拡大してご確認ください。

直径：約14.3cm

高さ：約2.2cm

● 古代オリエントのコレクションをお持ちの方

● オリエント美術館・大英博物館系の展示物にご興味のある方

● インテリアに“一点だけ特別な存在感”を求める方

● ルリスタン青銅器の中でも“均整美”を評価する方

本品は特に 「形の良い平皿」 を探している方には

なかなか出会えないクラスです。