展示即売会図録本 人間国宝 鈴木藏 新作展 鈴木蔵 作品集 写真集 志野焼 志埜焼
東京展=平成13年8月30日(木)-9月4日(火)束京日本橋高島屋6階美術画廊
大阪展=平成13年9月19日(水)-25日(火) 大阪・なんば高島屋6階美術画廊
京都展=平成13年10月10日(水)-16日(火) 京都四条・高島屋6階美術画廊
横浜展=平成13年10月31日(水)-11月6日(火)横浜高島屋7階美術画廊
約25x24x0.7cm
47ページ
作品写真図版 フルカラー42点
※絶版
※当出品商品は、「図録本」のみです。やきもの作品ではありません。
各わずか6日間という短い会期の上・一部の上得意顧客、会場限定のみでしか入手できないものです。
大変貴重な、展示即売会の販売図録・個展カタログ写真集・作品集。(価格表はありません)
人間国宝 重要無形文化財「志野」保持者、現代志野を代表する名工、
鈴木藏/鈴木蔵の、無地、鼠、練込み、貼り合わせなど趣きの異なる志野焼/志埜焼と
瀬戸黒を加えた多彩な技法による茶碗をはじめとして花器、花入、など42点の力作を一堂に展観した展覧会、
個展・展示即売会の会場限定公式図録本。
内容は主催者挨拶、作家挨拶、作家近影肖像写真、全作品の寸法掲載、略歴。
茶碗、花入といった茶道具と、オブジェのような花器、フルカラー写真図版42点。
発行部数も少なく、また、これほど人気の高い作家のわりに、作品集や図録、関連書籍もほとんど無く、
コレクター、骨董品、茶道具、民藝等、志野焼愛好家必携の大変貴重な資料本。
【鈴木藏 鈴木蔵】人間国宝 重要無形文化財「志野」保持者
岐阜県土岐市出身の陶芸家。岐阜県東濃地方は美濃焼をはじめとした陶芸の産地であり、父・鈴木通雄は釉薬の研究者。
父の基で陶土や釉薬について学び、基礎的な知識を身につけた後、荒川豊蔵・加藤土師萌に師事。
志野の研究に励み、その技法を体得し、
1959年に日本現代工芸展・日本伝統工芸展で入選、その後も受賞を重ね、
1994年には、重要無形文化財「志野」保持者(人間国宝)に認定。
美濃で行われる即売会では瞬く間に完売になるほどの人気を誇る、現代志野焼を代表する名工。
【ごあいさつ】より
このたび高島屋では、現代志野の美を追及する陶芸家、鈴木藏先生の新作展を「21世紀劈頭展」として東京・大阪・京都・横浜の各店にて開催させていただくはこびとなりました。
先生は昭和9年、岐阜県土岐市に生まれました。若い頃より桃山古陶や荒川豊蔵先生の志野に強く惹かれながらも、現代の造形感党と焼成法で自分なりの新しい「志野」を制作したいとの強い願望を燃やし続け、試行錯誤を重ねてついにガス窯による現代志野の創作に成功されました。平成6年には59歳の若さで重要無形文化財保持者の認定を受けられ、現在日本の陶芸界の中心的存在として活躍されています。
独自の造形表現から発する力強さの中に桃山茶陶の持つ品格を秘めた作品からは控えめな中にも決して妥協を許さない先生のお人柄がにじみ出ています。
今展では無地、鼠、練込み、貼り合わせなど趣きの異なる志野と近年取り組んでおられる瀬戸黒を加えた多彩な技法による茶碗をはじめとして花器、花入、など40余点の力作を一堂に展観いたします。
ぜひこの機会にご清鑑たまわりますようご案内申し上げます。
【出品目録より】全作品寸法掲載
志野茶碗 志埜茶碗 26点
志野花器 2点
志野花生 8点
瀬戸黒茶碗 6点
【略歴】
1934岐阜県土岐市に生まれる
1953多治見工業高校窯業科を卒業
丸幸陶苑試験室に入社
1959現代日本陶芸展・日本伝統工芸展で初入選
1982日本陶磁協会金賞受賞
1987芸術選奨文部大臣賞受賞
1994重要無形文化財「志野」保持者(人間国宝)に認定される