拍卖号：x1211654878

开始时间：12/08/2025 18:25:20

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结束时间：12/15/2025 21:25:20

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最高出价：y007_123

出价次数：5

直径11cm、高さ8.5cm（蓋含み11cm）
こちらは大正生まれの骨董商の先代が入手した物で、ずっと門外不出として保管されていた物の特別出品となります。

初期柿右衛門（17世紀後半）ではなく、時代は下がって江戸後期の真面目な作品です。
これと同様の花鳥文構成と配色のより二回り大きな鉢が重要文化財として指定されています。
その大鉢との関連は窯元の型紙（図案）継承の証左となる可能性があります。

・胎はややオフホワイトで、完全な純白ではなく、ごく細かな鉄粉とわずかなざらつきが見えます。これは江戸後期の有田磁胎の印象で、近代以降の“真っ白で均質”な磁胎とは違います。
・外面釉はごく薄く青みを帯びた乳白色で、ゆらぎと小さな泡があり、「プラスチックっぽい光沢」が出る昭和以降の復興柿右衛門とは質感が違います。
・轆轤目が下部に素直に出ており、型成形主体の近代品とは違う“手成形感”があります。
・底面はほぼ全面素地を出し、周縁部に削りの輪が残る典型的な江戸後期有田の高台処理。
・三足部分は意匠・ボリューム感から、18世紀末〜19世紀前半頃の好みと一致します。
・菊の花弁の塗り分け、葉の「点描＋輪郭線」の入れ方、岩の群青と緑のぼかしなどは、
典型的な柿右衛門様式花鳥図の“後代型”で、明治以降のコピーに見られる画一的な硬さはありません。

真面目な古伊万里の柿右衛門様式の香炉となります。
如何程になりましてもお譲り致しますので、どうぞ宜しくご検討ください！