拍卖号：d1179246970

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福岡一文字派の大名工 「 福岡一文字吉用 」吉房と同時期鎌倉時代中期文永頃に活躍して名工・薫山先生鞘書き有り・特別貴重刀剣

一文字派は、吉井川下流の福岡荘に居住したことから「福岡一文字」とも呼ばれ、銘字に個別の刀工名を切るもののほかに、単に「一」とのみ銘するものがあることから、一文字派と呼ばれる。 鎌倉時代中期には「吉房」本刀の「吉用（よしもち）」「則房」「助真」らの名工を輩出した。 福岡一文字の作風刃文は、直刃調の小乱れ刃を焼き、古備前の趣があるが、中には古風の互の目丁子を焼く刃文も存在する。 姿は平安時代の刀剣とあまり異ならず、大変優雅な太刀姿である。

本作は、身幅広く頗る健体、姿猪首帽子の平安期の優雅な太刀、姿鍛えは板目に杢目を交えて良く詰み、ときに荒々しく肌立ち、地沸厚く付き、細かな地景入り、乱れ映り判然と立つ。 刃文は華やかな一文字丁子の中に丁子乱れ、小互の目、小乱れを交え、刃縁匂い勝ちに小沸付いて明るく冴え、刃中丁子足、葉盛んに入る。本間薫山先生の鞘書きがあり、特別貴重刀剣認定書が付属しています。

本刀は委託品でございます、なるべく売り切らせて頂きますので、皆様のご入札をお待ち致しております。
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長さ・・・・ 2 尺2寸8分4厘
元幅・・・・約 3.15 ｃｍ
先幅・・・・約 2.1 ｃｍ
元重・・・・約 6.7ｍｍ
先重・・・・約 4.9 ｍｍ