
2025年4月4日(金)〜5月26日(月)の期間、大阪府、大阪歴史博物館にて、特別展「全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」が開催されます。この特別展に月山貞利刀匠の刀が展示されることが決まっています。
人間国宝の刀匠や月山貞利刀匠の作品が展示されますので、是非ご覧になって下さい。
日本を代表する刀匠達の本当の刀の迫力をお楽しみ下さい。
今回、出品作品の説明をさせていただきます。
月山貞吉、帝室技芸員月山貞一、名人月山貞勝、人間国宝月山貞一と続く名門刀匠で次期人間国宝に一番近いと言われる月山貞利刀匠の鎌倉時代備前福岡一文字を狙った快心作です。姿は元身幅先身幅の差が少なく、猪首切っ先の豪壮な姿を現し、地鉄は小板目肌すこぶる良く詰み、刃紋は福岡一文字の互の目丁子刃を見事に焼き、刃には互の目の足を見事に入れ素晴らしい刃を焼き上げています。彫は表裏に棒樋に添え樋を素晴らしく上手に彫り上げています。備前福岡一文字に迫る迫力ある作品です。父親である人間国宝月山貞一刀匠の箱書きの有る桐箱が本刀に一層華やかな価値を高めています。参考 現代刀匠の河内国平刀匠価格 350万円。 月山貞利刀匠価格600万円になります。
月山一門展では超高額の価格が付きます。
月山貞利の比較的初期の希少な作品であり、正真正銘の本物ですので安心して入札してください。万一、本物でない場合には、全額返金保証致します。
登録証 種別 たち
>長さ 71.6㎝ 元幅 3.4㎝ 先幅 2.5㎝
元重 0.7㎝ 先重 0.5㎝ 若干の誤差はご勘弁。
反り 2.4㎝
目釘穴 1個
銘文 (表) 大和国住月山貞利彫同作(花押)
(裏) 昭和49年10月吉日
奈良県教育委員会 第15307号、本オークションでは消費税分がかかりません。評価の悪い方は入札できません。価値のお分かりになる方のご入札をお待ちしています。
(2025年 3月 4日 20時 25分 追加)約1000年受け継がれる日本刀の世界!特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」開催
2025年4月4日(金)〜5月26日(月)の期間、大阪府・大阪歴史博物館にて、 特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」が開催されます。国内最大の現代刀匠たちの団体である全日本刀匠会が設立されてから50年を迎える節目を記念し、1000年を経て現代へとバトンが受け継がれる日本刀の世界を紹介するのが、本展です。
主な展示資料がこちら。
刀 銘 大和国住月山貞利謹切物同作(花押) 月山貞利(さだとし)(1946~)は月山貞一(二代)を父に持つ、奈良県の刀匠。月山一門の特徴のひとつに、刀剣彫刻を専門の彫刻師に依頼するのではなく、刀匠自らが手掛ける「自身彫」があります。
この作品は表に倶利迦羅龍(くりからりゅう)を、裏に鯉の滝登りをいずれも樋中に浮彫で表します。樋という溝に文様だけを高く彫り残す技術は平地に彫るよりも手間を要します。若い刀匠でも集中力を要する広範で濃密な彫刻に、七十代後半という高齢で挑んだ作です。
月山一門はそのルーツを800年前の出羽三山の月山鍛冶に求め、代々、その継承者として伝統技術の継承につとめてきました。貞利は、終戦時に刀剣製作を中断せざるを得なかった先代貞一の苦悩を間近に見ています。本作は、技術継承の使命感を持ち作刀に臨む貞利の気概がうかがえる作です。
(2025年 4月 11日 22時 46分 追加)月山貞利刀匠は、現在 全日本刀匠会の顧問を務めています。人間国宝に一番近い刀匠と言われています。
(2025年 4月 11日 22時 58分 追加)月山貞利刀匠は、現在 全日本刀匠会の顧問を務めています。人間国宝に一番近い刀匠と言われています。