雅虎拍卖号：p1160588042

开始时间：11/10/2024 21:16:49

个 数：1

结束时间：11/17/2024 22:05:23

商品成色：二手

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提前结束：可

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自动延长：可

最高出价：9*1*2***

出价次数：114

水戸徳川家伝来『越中国佐伯則重』鎌倉後期 正宗十哲の名匠 本阿弥光常折紙 加賀前田家からの贈刀 美麗なる沸出来の大傑作 祐筆古鞘書

則重は鎌倉時代末期の越中国婦負郡呉服郷（現在の富山県富山市五福）に
住した刀工で佐伯則重、あるいは居住地から呉服郷則重とも呼ばれています。
古刀最上作で古来より正宗十哲の一人に挙げられています。実際には
室町時代の古説通りに新藤五国光門下で正宗と同門でありやや年上の兄弟子
という説を採用する方が作品の年代等から近年では無理がないとされて
います。正宗らと共に相州伝を完成に導いた刀工の一人であるという事になります。
この刀は菖蒲造、庵棟、身幅は広く、重ねやや厚く、反りやや深くついて、
鋭さのある造込になっており、相州伝の豪壮さが伝わる姿になっていると思います。
鍛えは板目肌に大板目肌が交じり、地沸が微塵について、地景がよく入って、
則重らしい独特の素晴らしい鍛えになっていると思います。
刃文はのたれを主調に互の目などの刃を交じえて、沸がよつくいて、足が
入って、表は飛焼が入って皆焼刃となり、刃中には金筋や砂流しが頻りにかかり、
刃が明るく冴えています。帽子は乱れ込み、先は掃きかけています。
茎には則重の朱銘がありますが剥落があります。久しぶりに世に出る
うぶ出し品ですが研磨状態は鑑賞には問題ないと思います。白鞘袋も
非常に古い物ではないかと思います。本阿弥光常の折紙が付属しています。
光常は十二代目当主で彼の優れた鑑定眼で発行された折紙はその権威と
正確性から古折紙と呼ばれ現代においても尊ばれています。包紙には
水戸徳川家蔵、加賀殿ヨリとあります。鞘書には泰雲院（徳川治紀・
水戸藩七代目）の愛刀で加賀前田家より贈られた事が書かれています。
伝来出来栄えともに極めて優れた則重の優品であると思います。

長さ/51.2㎝　反り/1.6㎝
元幅/28.2mm 元重/6.8mm 刀身のみの重量485g
計測数値の誤差はご容赦下さい。

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